機械学習

概要

機械学習パネルでは、LSTM(Long Short-Term Memory)により時系列データをモデル化・学習させ、将来予測を行います。 LSTMは、再帰型ニューラルネットワーク(RNN)の一種であり、主に時系列データや自然言語処理などのシーケンスデータのモデリングに使用される深層学習アーキテクチャです。

Example of learning and predicting time-series data in Machine Learning tab
「機械学習」タブでの時系列データの学習と予測の例
1
データを選択

画面の左上隅にある「データソース」ボタンをクリックし、予測するデータを選択します。

Datasource selection menu
データソースを選択メニュー
2
モデルを設定

LSTMモデルの学習プロセスでは、通常、データセットをトレーニング、検証及びテストの3つに分割します。 これにより、モデルの性能評価や汎化能力の推定が可能となります。 トレーニングはモデルの学習に使われるデータで、検証は学習中のモデルの性能評価に使われます。 そして、テストは学習済みモデルの最終的な性能評価を行うためのデータです。 つまり、トレーニングデータで学習し、検証データで性能を監視し、最後にテストデータで実際の性能を評価します。

LSTM model settings menu
LSTMモデル設定メニュー
3
モデルをトレーニング

画面の左上領域にある「トレーニング」ボタンをクリックして、モデルのトレーニングを開始します。

Train button
トレーニングボタン
4
学習済みモデルで予測

「トレーニング」ボタンの隣にある「予測」ボタンをクリックして、トレーニング済みモデルを使用した予測を開始します。

Predict button
予測ボタン
5
表示スタイルを変更

画面左上のオプションのアイコンをクリックし、表示スタイルの設定・編集画面を開きます。

Display style settings menu
表示スタイル設定メニュー
  • テキスト設定(フォントタイプ、文字サイズ、テキスト色): グラフのタイトル、凡例項目、軸ラベルのテキストのスタイルを設定します
6
グラフとモデルを保存

プロットをHTMLまたは画像ファイルとして保存することを選択できます。 「ダウンロード」メニューの「モデル」オプションを使用するか、「モデル」メニューからトレーニング済みモデルをダウンロードすることもできます。

Save graph and model menu
グラフとモデルの保存メニュー
Download model from the model settings menu
モデル設定メニューからモデルをダウンロード